今日の取引(7月29日)は、クォック・クオン・ジャ・ライ株式会社(QCG)の株価が劇的な逆転劇を見せた。
QCGの株価は、ホーチミン証券取引所(HoSE)でストップ安の5,890ドン/株からストップ高の6,770ドン/株まで変動した。つまり、ストップ安でこの株を買った人は、終値時点で約14.94%の利益を記録したことになる。
統計によると、今日の取引で約750万株のQCGが成立したうち、389万株が取引開始直後にストップ安で成立した。取引終了時には、QCGのストップ高買い注文が721,700株あった。
今日の取引で約15%の株価回復を遂げたものの、この水準でもQCGは7月の初旬の株価から50%下落しており、グエン・ティ・ニュー・ローン氏が逮捕される前の水準からは30.56%下落している。”含み損を抱えている”投資家は損失を減らすことができた。一方、取引開始時にストップ安で売った人は、損切りはしたが底値で売ることができた。
QCGに加え、ベトナム航空の株価であるHVNも強い回復を見せている。今日の取引では、HVNは売り注文がすべて消化され、ストップ高買い注文が約150万株、約377万株の成立後、ストップ高買い注文が約150万株あった。HVNも、昨日3.47%の上昇を記録する前に、強い売り圧力にさらされていた。2日間の強い回復の後、現在の22,350ドンでHVNは7月の初旬の株価から32.68%下落している。
肥料株は上昇を維持している。BFCはストップ高、DCMは4.5%上昇、SFGは2.6%上昇、DPMは1.8%上昇。建設・建材セクターは、NHA、HVH、DC4の3銘柄がストップ高となり、3銘柄ともストップ高買い注文があった。
銀行セクターはわずかに分かれている。BID、NAB、LPB、TPB、OCB、HDB、ACB、CTGが上昇した一方で、SHB、MBB、EIBは下落した。このセクターの株価の上昇・下落幅は大きくない。
今日の市場の幅は、上昇銘柄が優勢で、上昇銘柄が514銘柄、ストップ高銘柄が27銘柄、下落銘柄が337銘柄、ストップ安銘柄が24銘柄となっている。
この結果、VN-Indexは4.49ポイント(0.36%)上昇して1,246.6ポイントで取引を終えた。HNX-Indexは0.86ポイント(0.36%)上昇、UPCoM-Indexは0.28ポイント(0.3%)上昇した。
取引量は低水準で、4億9,686万株、取引額は11兆3,797億3,000万ドン。HNXは4,455万株、取引額は9,140億4,000万ドン。UPCoMは3,166万株、取引額は4,796億1,000万ドン。