2024年6月25日（現地時間）、米国ワシントンD.C.で、ベトナムと米国間の経済対話会議が初めて開催されました。会議は、ベトナムの計画投資省のグエン・チ・ズン大臣と、米国のジョセ・フェルナンデス国務次官が共同議長を務めました。対話には、ベトナムと米国の関連省庁の代表者も出席しました。
計画投資省によると、これはベトナムと米国間の初の経済対話会議であり、両国の協力、特に経済、貿易、投資協力の促進において非常に重要な意味を持つとされています。
対話会議では、両国は、半導体産業エコシステム構築協力、エネルギー・鉱物資源協力、ビジネス環境協力、質の高い投資誘致と維持、戦略的輸出管理、重要な情報通信インフラとサイバーセキュリティ協力の5つの分野において、具体的な解決策を策定するために率直な意見交換を行いました。
計画投資省によると、対話会議は非常に成功し、具体的な成果を収めました。特に、半導体エコシステムに関する内容は大きな成果を収めました。
米国のジョセ・フェルナンデス国務次官とベトナムの計画投資省のグエン・チ・ズン大臣が共同議長を務める会議（写真：MPI）。
両国は、具体的な解決策に合意し、これを推進するための基盤としました。対話の結果は、戦略的パートナーシップへの格上げ後、両国間の包括的な協力関係の強化、特に経済分野における協力関係の強化という目標を達成しました。
特に、対話会議は、両国間の他の分野における協力関係を拡大するための基盤を築きました。また、両国は2025年にハノイで第2回包括的戦略パートナーシップ経済対話を開催することで合意しました。
これより前、グエン・チ・ズン大臣は、米国訪問の一環として、米国の主要なテクノロジー企業と、イノベーション、半導体、人工知能に関する会合を行いました。
