VinaCapitalグループは、同社の投資委員会のCEOであるAndy Ho氏が、本日午前（6月6日）に自宅で亡くなったことを発表しました。
VinaCapitalグループのCEO兼創業者であるDon Lam氏は、Andy Ho氏の逝去は、自分自身とVinaCapitalグループ全体にとって非常に大きな損失であると述べています。
Andy氏は、信頼できる同僚であり、パートナーであり、VinaCapital Vietnam Opportunity Fund（VOF）の開発、ひいてはVinaCapitalグループ全体の開発に非常に大きな役割を果たしてきました。
Andy Ho氏の逝去は、VinaCapitalにとって大きな損失です（写真：VC）。
VinaCapitalの発表によると、Andy Ho氏は米国公認会計士協会の会員であり、コロラド大学ボルダー校の学士号と米国マサチューセッツ工科大学大学院の修士号を取得しています。2007年4月にVinaCapitalに入社し、非公開企業、資本市場、ベンチャーキャピタルへの投資を担当していました。
以前は、Andy Ho氏はプルデンシャルベトナムの投資部長を務めていました。同氏は、資本市場の投資ポートフォリオを担当し、プルデンシャルの銀行部門への投資戦略を策定していました。この投資ポートフォリオは、18か月で4倍の利益を生み出しました。
VinaCapitalは、Andy Ho氏を、ベトナムにおける資本市場開発、株式公開、企業再編の分野におけるトップクラスの投資マネージャーの一人であると評価しています。
VinaCapitalグループは、すべての業務が安定して継続されるよう、必要な措置を講じていると発表しました。VinaCapitalファンドマネジメント社のCEOであるBrook Colin Taylor氏が、Khanh Vu氏とNguyen Thi Dieu Phuong氏の支援を得て、今後の発表があるまでVOFファンドの暫定的な運営責任者となります。
VinaCapitalは、2003年に設立されたベトナムの多角的な資産運用会社です。同社の運用資産総額は約40億米ドルで、上場株式、債券、プライベートエクイティ、テクノロジー、エネルギー、不動産、カーボンクレジットなど、幅広い分野に投資を行っています。
