アメリカ合衆国大統領ジョー・バイデン氏（写真：AFP）。
AP
は、ホワイトハウスのケビン・オコナー医師が7月22日に発表した情報として、ジョー・バイデン大統領が7月22日午前、新型コロナウイルス感染症治療薬パクスロビドを10回服用し、大統領としての職務を継続していることを伝えた。
「大統領はほとんど症状がなくなりました。大統領の脈拍、血圧、呼吸数、体温はすべて正常です。」とオコナー医師は述べている。
この情報は、バイデン大統領が新型コロナウイルス感染症の隔離のために約1週間、公の場に姿を現さなかった後に出された。この間、彼は突然、大統領選への立候補を辞退し、カマラ・ハリス副大統領を今年の年末に民主党の候補者として擁立することを表明した。
彼の不在は憶測を生み出した。共和党議員のローレン・ボーバート氏は今週初め、ホワイトハウスに対し、「バイデン大統領が生きていることの証拠」を公表するよう求めた。
しかし、匿名のアメリカ当局者は、バイデン大統領は7月25日にホワイトハウスでイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と直接会談する予定だと述べている。
