ベトナム投資開発商業銀行（BIDV）の概要

1957年4月26日に設立されたベトナム投資開発商業銀行（BIDV）は、ベトナムの金融機関の中で最も長い歴史を持つ銀行です。当初はベトナム建設銀行として設立され、その後何度かの改組を経て、2012年5月1日にBIDVは株式公開を行い、正式にベトナム投資開発商業銀行（BIDV）となりました。2014年1月には、BIDVの株式（BID）がホーチミン証券取引所に上場され、正式に公開会社となりました。

BIDVは、ベトナム最大の銀行ブランドとして、国内外で広く認知され、国内の主要経済機関、企業、個人から金融サービスの信頼を得ています。現在、BIDVは国内に190の支店、871の営業所、63の省・市に57,825台のATMとPOSを展開しています。また、ミャンマーに1つの海外支店、ラオス、カンボジア、チェコ、台湾、ロシアに5つの代表事務所を設けています。さらに、世界122カ国・地域の1,700以上の銀行および支店と代理店契約を結んでいます。海外事業の拡大は、BIDVのブランドイメージを強化し、ロシア連邦、ヨーロッパ、北東アジアなどの潜在的な市場における事業の拡大と投資促進活動の拡大を促進しています。

経済全体において、BIDVは2020年、困難を克服し、事業の継続と円滑な運営を確保するために努力し、団結しました。市場の動向に合わせて規模を拡大し、不良債権比率を管理し、事業計画の目標を達成しました。また、国庫への貢献、株主と従業員の権利の確保にも積極的に取り組んでいます。さらに、BIDVは社会貢献にも積極的に取り組み、自然災害やCOVID-19のパンデミックの影響を受けた国民や企業の支援のために、積極的に収入を減らしています。2021年は「規律 - 品質 - デジタル変革」という行動指針のもと、2021年の事業計画と目標を達成し、2025年までの戦略実行期間の開始と2030年までのビジョン達成に向けた取り組みを進めていきます。