Vingroupグループ
– CTCP(証券コード:VIC)は、6月21日に、Vingroupの取締役会がオーストラリアに代表事務所を設立することを承認する決議を採択したと発表した。
これによると、Vingroupグループのオーストラリア代表事務所は、同国北部準州ダーウィン、ミッチェル通り24番地7階に所在する。
代表事務所の活動内容は、市場調査、オーストラリアにおけるビジネス機会の探索と評価である。
株主総会で承認された計画によると、Vingroupは2024年に売上高200兆ドン、税引き後利益4兆5000億ドンという記録的な売上高と利益を目標としている。前年比で売上高は23.7%増、利益は119%増を見込む。
一方、VinFastは、ショールーム、VinFastサービスセンター、ディーラーを含む123のショールームを展開している。2023年末までに、VinFastは顧客に約35,000台の電気自動車と72,000台以上の電気バイクを納車した。
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とのインタビューで、Vingroupの会長であるファム・ニャット・ヴオン氏は、今年の米国でのVinFastの売上高は30~40倍に増加すると述べ、この増加傾向は今後5年間続く見通しだと述べた。
同社の現在の戦略は、ディーラーネットワークを拡大して販売台数を増やすとともに、顧客が直接車を体験できるようダイレクトマーケティングを展開することである。しかし、ヴオン氏は「米国で成功するのは容易ではない、それは時間と投資を要する」と認識している。
ヴオン氏は、VinFastはまもなく損益分岐点に達し、自立できるようになると断言した。彼は、VinFastが資金を使い果たすまで、資金面で支援すると強調した。Vingroup、子会社、金融機関は、2017年から今年3月までにVinFastに約129億ドルを提供してきた。