ベトナムのニュースサイト『Dân trí』とのインタビューで、Agribankの副総経理であるNguyễn Thị Phượng氏は、同銀行が6月17日から金塊のオンライン販売を開始するため、現在テクノロジーインフラストラクチャを整備していると確認しました。
これにより、Vietcombankに続き、Agribankは金塊のオンライン販売を行う2番目の銀行となります。Vietcombankはすでに6月12日から顧客向けの金塊購入登録サービスを開始しています。
これら2つの銀行は、以前、顧客が販売店で金塊購入のために長い行列に並ぶ状況を解消するため、ハノイとホーチミン市に4つのSJC金塊販売店を追加しました。BIDVとVietinBankは販売店の数を維持しています。
6月3日から、Agribank、BIDV、VietinBank、Vietcombank、そしてSJC社が一般市民に金塊を販売し始めたことから、販売店で長い行列ができる状況が続いています。一部の顧客からは、何時間も並んで番号札を受け取ることができなかったという声が上がっています。また、5~6時間も待ったという顧客も少なくありません。
先週発表されたベトナム中央銀行の声明によると、多くの販売店で金塊を買い占める目的で、行列に並ぶ人を雇う行為が見られるとのことです。これは価格を吊り上げ、市場の不安定化と経済への損害につながる可能性があります。中央銀行は、国民の正当な需要には十分な金塊供給があることを強調しています。同時に、中央銀行は、市場操作や不正な利益を得るための投機行為について、公安省に対し、徹底的な調査と厳正な対処を求めています。
『Dân trí』の記者が調査したところ、6月13日午後早々に、Vietcombankのオンライン購入登録システムは、すでに登録された顧客数が上限に達したため、予約枠がすべて埋まりました。また、一部の顧客からはログインエラーが発生したとの報告もありました。同銀行は、顧客一人当たりの購入量を1両に制限しています。
本日でSJC金塊の販売価格は6営業日連続で7698万ドン/両で横ばいとなっています。4つの国営銀行は金塊の販売のみを行い、購入は行っていません。SJC社は7498万ドン/両で買い取りを行っています。
中央銀行の指導に従い、安定供給のために金塊を販売していないその他の金塊販売業者も、SJC社の価格に合わせた価格に揃えています。