米国シークレットサービス長官、トランプ氏暗殺未遂事件後辞任

The Hill

によると、チートル氏は、7月13日にトランプ氏が大統領選の遊説中に暗殺未遂事件が発生したことを受けて、議会で緊張した公聴会が開かれた後、7月23日に辞任した。

これ以前、チートル氏は、トランプ氏の耳のすぐ上に弾丸が当たった事件で、シークレットサービスが複数のセキュリティ上の欠陥を犯したとして、辞任を求められていた。

しかし、今週初めに議会で行われた公聴会で、チートル氏が多くの質問を無視し、関係者が関心を持つ詳細な情報を提供しなかったため、辞任を求める声は強まっていた。

「私はセキュリティ上の欠陥について全責任を負います。最近の出来事を受け、重い心で、あなた方の長官を辞任するという難しい決断をしました」と、彼女は7月23日に職員に送ったメールで述べており、

AP

がその内容を入手した。

マイク・ジョンソン下院議長は、「彼女は少なくとも1週間前に辞任すべきだった。彼女が辞任したことを嬉しく思う。今、我々は米国国民のシークレットサービスに対する信頼と信用を回復しなければならない」とコメントした。

チートル氏は以前、暗殺未遂事件はシークレットサービスの過ちであったことを認めていたが、その時点では辞任しないと述べていた。